スクリーンの設置方法を知ろう!設置場所や使用頻度に応じてプロジェクタースクリーンを検討しよう

スクリーンには様々なタイプがあります。
電動で巻き上げるタイプ、設置工事が不要な床に置いて使用するタイプなど、設置する場所や目的に応じて選ぶことができます。

スクリーンを設置する場所が無い!ってことも良く聞きますが、設置方法を工夫することで、壁面スペースに限らず、取り付けられる場合もあります。
設置場所や使用頻度に応じて、スクリーンの取付方法を検討しましょう。
今回の記事ではスクリーンの代表的な設置方法をイラストでご紹介します。

「あ、こんなスクリーンがあるんだ!」「これなら我が家でも」「こんなのが会社にあれば」と言った新たな発見があるかも!
スクリーン選びの参考に見てみましょう。

用途、場所、使用頻度でスクリーンを選定しよう

スクリーン設置の代表的な方法(天井設置、壁設置、床置き設置、伸縮ポール設置、マグネット面設置)を紹介します。

天井設置

天井面に設置する方法です。
天井面に取り付ける場合でもいくつかの方法があります。
スクリーンを直接天井に取り付けるタイプや掛け図タイプのように、天井面にフックを設置し、スクリーンを掛けて使用するタイプもあります。

天井付け設置

天井面に直接設置するタイプです。電動巻上スクリーンや手動巻上スクリーン等を設置します。使わない時は巻き上げて収納できるため、お部屋のイメージを損なうことがありません。テレビとの2Wayシアターなどでも使用されるケースです。

収納可否:収納可能

天井面へフックで設置

天井面にフックなどを取りつけて、掛け図タイプのスクリーンをフックにかける形で設置します。天井の高さとスクリーンのサイズから、設置について調整が必要な場合もあります。

収納可否:収納可能(手巻きで収納できますが、現実的には収納しないことが多いでしょう)


壁面設置

壁面にも設置方法はいくつかあり、一般的に使用されることの多い3パターンをご紹介します。

壁面付け設置(収納可能)

壁面に直接設置するタイプです。電動巻上スクリーンや手動巻上スクリーンを設置します。使わない時は巻き上げて収納できるため、お部屋のイメージを損なうことがありません。

収納可否:収納可能

壁面付け設置(張込タイプ 常設)

張込タイプのスクリーンを壁面に設置する方法です。張込スクリーンは収納することができません。映画館のようなイメージで、ホームシアターの専用ルームで使用されるケースが多いです。張込タイプのため、平面性が非常に高く、超短焦点プロジェクターにも対応するスクリーンです。

収納可否:完全常設

壁面へフックで設置

壁面にフック等を取りつけて、掛け図タイプのスクリーンをフックに掛ける形で設置する方法です。軽量で手で巻き取れるため、使用しない時は収納できます。ホームシアター入門者にも広く使用されているエントリースクリーンとして人気です。

収納可否:収納可能


床置き設置

床置き設置の一番の利点は設置工事が不要なことです。
床に置いてスクリーンを立ち上げて使用するします。持ち運びも可能です。

インストールが不要で置くだけで使用できるフロアスタンドタイプのスクリーンです。スクリーンの設置のために天井設置工事や壁面の設置工事が不要で、最もお手軽に使用できる方法です。使用しない時は収納できます。持ち運びも可能で複数の部屋で使用することもできます。ビジネスシーンでも良く利用されています。

収納可否:収納可能


ポール設置

室内(天井)に穴を開けることなく、伸縮可能なエクステンションポールを使用してスクリーンを取り付ける方法です。

天井の設置工事が出来ない場合に便利な取付方法です。伸縮自在のエクステンションポールを使用し、床と天井の間にポールを設置(つっぱり棒のイメージ)し、そのポールにスクリーンを設置する方法です。主に掛け図タイプのスクリーンの取付に使用されるケースが多いです。

収納可否:収納可能(ただしポールの取り外しも必要)


マグネットパーテーション設置

マグネットシートのスクリーンであれば、磁力が利くマグネットパーテーションに設置できます。
学校教室では黒板にマグネット式スクリーンが使用されますが、オフィスのマグネットパーテーションや磁力の利く壁面にも使用できます。
持ち運び可能なモバイルタイプのスクリーンなら複数の会議室に持ち回りで使用できます。

磁力が利くマグネットパーテーションに貼り付けて使用する方法です。この場合、マグネット式のスクリーンを使用します。スクリーン自体は軽量で持ち運びも可能。パーテーションや壁面があっという間にスクリーンに変身できます。

収納可否:収納可能

まとめ

今回はスクリーンの設置方法をご紹介しました。
ホームシアターとお聞きして、真っ先にイメージするのは天井や壁面への電動スクリーンの設置ではないでしょうか。
いやいや、プロジェクタースクリーンには様々なタイプが存在し、ライフスタイルや生活空間に応じて設置方法を選ぶことが可能です。

自分にぴったりの設置方法を見つけてください。