フリーランスの方にオススメ!ビデオ会議もプロジェクターで!出席者の表情も見やすい大画面スクリーンなら会議もスムーズに

会議室

最近ではフリーランスとして働く方も増え、自宅をオフィスにする方や、別の物件に仕事部屋を借りて仕事をする方も増えてきました。そのため、ビデオ会議を行う場面も増えてきたのではないでしょうか。とは言え、大人数での会議は、画面が小さいと誰が発言しているのかわからないといったケースも少なからずあります。

今回の記事では、主にフリーランスとして活動している方やスモールオフィスで働く方へ、ビデオ会議に相応しいプロジェクターの選び方を紹介していきます。

自宅や仕事部屋でも等身大のビデオ会議を行いたい方は、ぜひ読み進めてください。

ビデオ会議に使うプロジェクターの基礎知識

フリーランス


フリーランスの場合、主に個人で活動している場合が多いので、自宅の一室またはスモールオフィスでのミーティングが主流となるでしょう。
狭い部屋でのビデオ会議に使用するプロジェクター選びには、「解像度」「明るさ(ルーメン)」「投写距離」が重要な要素になります。

解像度とは?

カメラやテレビなどで解像度という言葉に聞き覚えはないでしょうか。解像度とは映像を構成するドットの数を指します。
ドットに色情報が入ったものを画素(ピクセル)と呼び、それらが集合し並ぶことで画が形成されます。

例えば、フルHDは横1920個×縦1080個のドット数で構成されるため解像度1920×1080画素、4Kはその四倍の横3840個×縦2160個のドット数で構成されるため解像度3840×2160画素となります。

解像度の数値が大きければ大きいほど、同じサイズ(インチ)のスクリーンで映した場合にはきめ細かく奇麗な画質になります。

明るさ(単位:ルーメン)とは?

ルーメン(lm)とは、光源から放たれる光の量を示す単位のことです。光束(こうそく)とも呼ばれ、プロジェクターの明るさを表す単位にも用いられています。

数値が大きいほど明るくなります。使用する環境やシーンによって最適な明るさを選びましょう。例えば、広い大会議室や明るい場所で使用する際は、狭い部屋や暗くできる環境よりも数値が大きいものを選びます。

プロジェクターを広い場所で使用する際は4,000lm以上の値が大きいものを選びます。
小会議室や自宅の部屋などといった狭いところで使う場合は3000ルーメンなどでも使用できます。
使用する環境にあわせて選びましょう。

投写距離とは?

投写距離とは、プロジェクターとスクリーンの間の距離のことです。
プロジェクターの基本的性質として、プロジェクター本体(投影面)と壁(スクリーン)の距離が近いほど、画像は小さく映ります。

ただ、短じかい投写距離で大画面を投写出来るプロジェクターもあります。
100インチの大画面を1m程度の距離で投写できる短焦点プロジェクターや30cm程度の距離で投写できる超短焦点プロジェクターなどは、在宅でのビデオ会議で使用する場合のプロジェクターとして人気が高いです。

ビデオ会議でプロジェクターを選び方

W340UST

ここまでは、ビデオ会議に使用するプロジェクターの機能性ついて説明してきました。

では次に、フリーランスの方が自宅やスモールオフィスで使用するときのプロジェクター選びのポイントをご紹介します。
今回紹介する中でも、特に明るさや音声の出力方法などは、購入前に確認しておきましょう。

画像解像度について

プロジェクターの解像度はWXGA(1200×800)やフルHD(1920×1080)などがオススメです。
解像度は高ければ高いほど精細な映像になるため、WXGA以上のプロジェクターを選べばスモールオフィスであれば問題ありません。

WXGAとフルHDではアスペクト比がそれぞれ16:10、16:9です。
ビジネスシーンでは16:10が良く使用されます。
良く使用するパソコンにあわせて解像度(アスペクト)を選択すればOKです。

適切な明るさのものを選ぶ 

ビデオ会議を行う際は、まず部屋の明るさに注意しましょう。プロジェクターの画像を鮮明にする目的で部屋を暗くしてしまうと、相手側に映るカメラの映像が暗くなってしまいます。

防止策として、なるべくルーメンの高いプロジェクターを選びましょう。ただし、会議室の広さや日当たりなどを考慮する必要があるのでご注意ください。

会議に使用する場合は、なるべく3,500lm〜4,000lm以上のプロジェクターを選ぶようにしましょう。

スピーカー内蔵のプロジェクター?音声の出力をチェック

プロジェクターの多くには、出力したい機器とHDMIと呼ばれる映像や音声をデジタル伝送で繋ぎます。

ただ、ビデオ会議システムとプロジェクターをこのHDMIケーブル1本でつないでしまうと、相手の音声がプロジェクターの小さいスピーカーからしか出力されません。つまり、相手側の音声がとても小さくなる恐れがあります。

フリーランスの方が在宅でのビデオ会議をするの際はあまり気にする必要はありません。
一方で、オフィスの広い部屋で会議を想定する場合は音の出力は考慮が必要です。
プロジェクターのほかに音を出すためのスピーカーと、スピーカーから出る音の大きさを増幅させるアンプが必要となるケースがあるので予め把握しておきましょう。

また、高機能なスピーカーを内蔵したプロジェクターも存在します。
外部スピーカー使いたくない場合は、プロジェクターの音声出力も確認しておいてください。

ビデオ会議をする際の目線 

プロジェクターを使用する場合、PCとは違い、表示している画像の上にカメラを設置できないといった難点があります。
そのためビデオ会議時に、どうしても相手と目線が合わなくなり、違和感を与えてしまう恐れがあります。

会議に直接関係しないのではないかといった考えもあるかもしれません。
しかしビデオ会議においては内容や質だけでなく、相手側に与える印象も同じくらい大切です。

対策として、プロジェクターのみで会議を行う場合は、カメラ用の3脚などを用意して相手の目線に合った位置にカメラを設置するなど、事前に準備をしておくとよいでしょう。

まとめ

ビデオ会議を行う環境は、プロジェクターの選び方によって決まると言っても過言ではありません。
スモールオフィスの場合、大きな解像度や高輝度のプロジェクターはハイスペックになるかもしれませんが、ある程度の明るさと解像度を有するプロジェクターを使用することで、会議の印象も変わることでしょう。

より良い環境下で、等身大のプロジェクターでビデオ会議を行ってください。